ポジティブ心理学を学び直しています。
最初にこの心理学に出会ったのが11年前、
カウンセリングを始めたのも同じ頃ですから
あれから、かなりの年月が経った気がしますが
一瞬だったようにも思います。
光陰矢のごとし。
11年の間に、プラクティショナーという資格が日本で取得できるようになっていました。
当時もあったのかもしれませんが、見逃していただけかも。
今回は、YEEY株式会社というところで、学ばせていただくことに。
まだ3回目ですがこれからがとても楽しみです。
よく誤解されやすのですが、
ポジティブ心理学の言う「ポジティブ」とは、
「ポジティブシンキング」のことではありません。
物事を陽転させるような、なんでも良くとらえる思考のことではくて、
持続可能な幸せを維持するための
いいことも、わるいことも、冷静に判断できる思考法のことです。
幸せ=内にあるあったかい感情、感触だと思うのですが、
これが持続可能になるというところがミソだしキーポイントだと思っています。
例えば、講師と会って学んでいる時<だけ>気持ちや志を維持していられる、
ハイテンションなままでいられる、というのはお祭りの最中にいるのと同じです。
沸騰するような高揚感を維持できる人はほとんどいません。
維持できる幸福感、というのはもっと凪のように静かな状態で
その中には悲しみ、憂い、やるせなさなどの一見、マイナスともネガティブとも取れる
思いや感情さえも一緒に抱きこんでいる状態です。
辛い感情はゼロにして、消さなくてもいいのです。というか
ちゃんと持っていられた方がうまくいく。
でも、不安や悲しさに悩み、うまくいかない〜と思っている人の多くは
「幸せな感情以外はゼロにしたいです、その方法を教えてください」と言う人が
とっても多いのです。
実質、ゼロにすることはできないけれど、
受容して昇華させることはできます。
つまり「ゼロにしたいです」という最初の望みを持った時の状態から一転、
視野がすーーーっと広がっていく感覚になること。
そんな、ずっと続くサスティナブルな思考法や心理の状態を
客観的に学べるのがポジティブ心理学です。
ニュートラルな、静かな、それでいて未来をしっかり考えられる状態になれる
そんな方法をこれからも伝えていきたいと思います。